KZ1000A の修理 その1


その2はこちら
 
 先日までスポーツスターに乗っていた T君ですが、突然「KZ1000を買う!」と宣言。 いきなりヤフオクで落札するというスピーディーさです(笑) 引き取りに一緒に行って欲しいという事で2人で行って来ました。  
 何をどうするかを帰りの車の中で相談したのですが、野望がかなり有る様で(笑)まずは、どんな状態なのか調べてから色々考えようということになりました。
 車検も含めての予算も大筋で決めてチェック開始です。

 エンジンはとりあえず掛かったので一安心。電装から調べます。パッと見た目とても綺麗なんですが、何か違和感が有る仕上げをして有ります。
 別体のレギュレーターとレクチファイアーが一体型のアフターマーケット品に交換して有ります。 
 
 ビニールテープがグルグル巻きの所は大体加工してあるのでそういう所をしっかり見ていきます。

 コネクターが差し込んで有る配電盤?を外してみると、裏側にもテープグルグル巻きがいます。長きに渡って潰されていたと思われるアース線も有ります。

 リヤブレーキスイッチの配線にもグルグル君がいます。これ、(+)なんですが、なんで、線が見える様にテープを巻いたのでしょうかね?
 タンク下の配線カバーをめくるとココにも怪しいやつがいます。1本溶けています。ハーネス交換決定しました。

 ポイントは、このままちょっと乗ってみなよ!と勧めたのですが「ゼッてーイヤです!」という事でウオタニSP−Uに交換です。
 ジェネレーターカバーからオイルが洩れていたので外してみました。

 ステーターコイルの配線もグルグル君です。コチコチの配線は交換します。ココは耐熱配線を使用します。

 繋ぎ直すとこうなります。配線が出てくる所のゴムは割れていたので、以前ダメになったステーターコイルから外しておいた中古に入れ替えました。
 メインハーネスは750FXの物にするので、ステーターからの配線は短くしました。

 スターターモーターもチェックしてからリード線を交換します。
 点火のピックアップ周りも取り付けました。

 次はメインハーネスの取り付けとエンジン周りを点検です。